私たちは、学生の社会に対する意識を変えていきたいという思いで活動していますが、その対象は、何も大学生だけに限定する必要はないとも考えています。
10月20日、私たちは、埼玉県草加市立高砂小学校での授業という形で、その思いを遂げました。私たちは子供たちと貿易ゲーム(後述)を行ったり、ベトナムについて学習したりしました。
ゲーム中は、熱心に製図したり、紙を切ったりする子もいれば、ほかのチームの様子を見に行き、必死に紙や道具を交換しようと交渉している子もいました。道具のそろっている豊かな国に対して、「ずるい」という声も聞こえましたが、その後の種明かしを通して、このゲームが世界の仕組みをあらわしているということを理解してくれたと思います。
ゲームの後は、クイズで軽くベトナムの文化や歴史について紹介した後、9月に私たちがベトナムへ行った時の映像を見てもらいました。
ベトナムについては、私たちが思っていたよりも、子供たちには、途上国としてのイメージがありました。しかし、私たちが目にした通りのベトナムの子供たちの笑顔から、その感想が変わった子もいたようです。また、14・5歳の子供が働いている映像から、様々に感じ取っていました。
この授業を通して、私たちは、元気いっぱいの子供たちと、楽しく過ごし、子供から改めて、知ること、感じることの重要性を教わりました。また、子供たちにも世界の実状を知るきっかけになったのではないかと思います。
改めて、この機会を与えてくださった波多野先生と、高砂小学校6年1組の生徒にお礼を言いたいです。 本当にありがとうございました。
貿易ゲームとは、与えられた紙や道具(コンパス・分度器・はさみ・定規・鉛筆 等)を利用して製品を作り、市場に売り込んで、出来るだけ多くの富を築こうとする貿易のシュミレーションゲームです。あらかじめそれぞれのチームには紙や道具、情報が不平等に与えられているのがポイントで、これは世界の南北格差を意味しています。